１）このプログラムは１２種類のキーをひとつずつじっくりと仕上げて行く
定番プログラムとは違い、めまぐるしくキーが変わる事を主眼としたプログラムです。
また、常に創作脳を使いながらトレーニング出来るところが特徴です。
最初は易しく出来る音範囲から初めて次第にその幅を広げて行きました。そして
見事このプログラムの目標とするオクターブまでを制覇しました。如何でしたでしょうか？

「やり始めた頃」
やり始めは音域が狭かったので逆に簡単でした。
＝はい。難なくは入れるところから入る事でキーに対するバリアを取り除きます。


今のうちにしっかり指と階名を確実なものにしていこうと思ってました。
＝はい。「今のうちに」という心構えが出来る音範囲からスタートします。


「中盤の頃」
Keyがかわる瞬間の初めの音が音階の途中の音になるとなかなか指がでてこない音もあり、
＝はい。最初は誰でも出来ないところから始まります。正に瞬間の初めの音から指が動かないジレンマに直面します。それを解消する為のプログラムです。

それがいい練習になったと思います。
＝よかったですね、段々そのストレスがリハビリによって解消されて行きます。


「最終回に向けて」
最終回の頃は忙しくてスミマセン最後って思いで
レッスンを受けれなかったです。いつもどおりの感じで頑張りましたが、もっとスラスラクリアできてたら
先生は次にやるべきことを用意して下さってたと思います。
＝いいえ、お話ししたとおり
プログラムの範囲は全てプログラム回数内に修了出来ましたのでオプションの内容に進みました。



２）一般の１２キーの為の教則本と違うところは何処でしたか？
Keyシフトの連続パターンが10番まであります。これ全部〜？って感じです。
徹底的にやるって感じです…………
＝もちろんそうです笑！徹底的にやるからこの限られた１６回で１２キーが分け隔てなく
しかも目まぐるしいキーの移り変わりも難なく吹ける様になる為のプログラムです。
一生を考えると、あっという間に出来上がりです。
通常は徹底的にやらないので、１２キーを制覇するには何十年も掛かります。


半音のシフトから始まりなんとなくやりやすいやつとやりにくいのがあるなあと思いました。
２時間のレッスンでだいたい５番くらいから指が慣れて
＝はい。そういう風に仕組まれています。


調子がよいと最後までいけるけど
自分で作ったものの難しいフレーズだと間違えるうちに頭がボーッとしてきて残念なときもありました。
＝自分が作ったフレーズなのに難しい？だとすると、自分の感性に合っていないフレーズですから
実践で使えませんね、もっと吹きやすいフレーズにすれば良かった！これも教訓です。


ひとりだと挫折してたと思います。
＝はい。出来ない事を根気強くやる！は、独りではなかなか松任出来ないですね、
その為に管理する人間が必要な訳です。苦手なキーだけピンポイントでチェックして行くので
徹底的にそのキーを練習する事になります。すると、意外にもそのキーが一番得意になる事が多いです。

３）私が恩師Phil Woods氏のレッスンを受けた際にヒントを得た練習の目的の意義と
手癖を無くす為にDavid Sanborn氏から依頼を受けて開発した定番イメフィン
その２つの要素が合体したチャートですのでイメフィンの集大成とも言えます。
如何でしたか？
次々とくるシフトのおかげでそれぞれのKeyがより確実になると思いました。
＝はい。Phil Woods氏の練習の道筋を辿っています。

４）一般的な練習は五線譜を見ながら練習しますが、
自分のフレーズで創作脳を使いながらの練習は如何でしたか？
作ったフレーズが簡単すぎるとダメ出しがありました。
＝上手くなる見込みがない練習は時間と労力の無駄です。
それを見極めるのもコーチの役目と心得ます。

フレーズの途中に休符を入れて次のKeyに繋がるようなアドリブっぽいフレーズを作ったり、
先生がいち音変えてくれるだけでなんとなく感じ良くなったりしたのが楽しかったです。
＝楽しみながらやれれば最高です。身に着きます。祝！


あと枠外しで音をひっくり返すのも私がやりたかったやつだと思い楽しかったです。
＝プログラムの内容を全てこなしてしまい、
時間に余裕が出来たのでオプションとしてやりました。祝！

５）１２キーを分け隔てなく吹ける様になりました。何故だと思いますか？
分け隔てなくチャートにでてきます。
＝笑！なるほど、その通りですね、私語は一切せず、
２時間演奏に夢中になるので身に着く訳です。


６）「固定ド吹き」　或いは　「パート譜がないと出来ない方」　にアドバイスをお願いします。
気がついたら気ままプログラムでできるようになったジャズスタンダードが
やりたかったKeyであのときのような感覚でできるようになってるなあって感じです。
＝凄いです！よかったですね、大成功！祝！！！

私の場合は固定ド吹きでは何回も吹いた曲でも楽譜がないと安心して吹けませんでしたが
最近は楽譜がなくても大丈夫で自分でも嬉しいです。音楽的にも深まると思います。
＝その域に達しましたね、ほっとしました。　大成功だと思います。おめでとうございます！
良く頑張りましたね、祝！！！